2011.12.17 Saturday
開発ブームと土地住宅売買ビジネス
ルワンダは、今経済成長の真っ只中にいるが、特にキガリ市内の建設ラッシュは著しい。これに伴って土地の値段も年々高騰している。もともと国できちんと土地の所有権を登録するシステムがなかったのだが、ようやく昨年から登録制度ができ始め、運用し始められた。このシステムの下、土地売買が今いたるところで盛んに行われている。ただし土地の評価額というのはあってないようなもの。キガリの中でもエリアによってだいぶ値段が違うようだ。例えば、街の中心街だと、1m2あたり1万5千円程度(1坪5万弱)。しかし商業地域が中心だ。次に、住居地域。私たちが住んでいるエリアの近くに高級住宅街といわれるところがある。そこだと1m2あたり7000円程度(坪2万3千円強)。その周辺は、もっと単価が下がってきて、1m2あたり500円(坪1600円)から5000円(1坪1万6千円)ぐらいまで幅がある。

主要道路沿いに面していると高く、離れると安くなる傾向がある。キガリ市郊外になるとさらに下がってくる。それでも、土地売買をしているルワンダ人の話を聞いたり、書類をみたりすると、土地の価格が年々倍になっていくのが分かる。こういう実態もあり、土地を仲介するビジネスが個人レベルから小さな業者レベルまで存在する。仲介業者を経ずともメーリングリストを通じ、個人間のやりとりで比較的手ごろな値段で土地を入手できる。
一方の住宅、見かけばかりは無駄に大きい家が乱立している。


中の建て付けが良くなかったり、トイレやシャワーの器具が壊れやすかったり、水漏れしたり、入居してみて問題が発生する住宅が多い。それでも、こうした家を買おうとすると1千万円は軽く超える。ルワンダ全体の国土の狭さと人口密度の高さを考えると、キガリ市内に立てられている巨大戸建て住宅は、どう考えても理にかなっていない。あきらかに少数の富裕層向けに建てられている。日本のように人口密度の高いルワンダだが、アパートなるものはほとんどなく、あくまでも戸建てが中心だ。そうすると一般庶民はどこに追いやられてしまうのだろうかと心配になる。現在、市内の低所得層住宅のエリアは、都市計画の中で、ほとんどが新しい住宅群などにとって変わられることになっている。そうなるとかなりの人々が移住を余儀なくされるだろう。低所得者向け住宅群も作られつつあるが、それらは、キガリ市であっても郊外か交通アクセスの悪いところに位置しているケースが多い。こういう街づくりをみると、貧富の差の拡大や所得格差による住居郡の区分けが明らかになってくる。内陸国で資源に乏しいルワンダは、資材のほとんどを輸入に頼っている。そうなると自分たちで建設したとしても決して安くは収まらない。
市内の主要道路沿いの見栄えはどんどんよくなっているが、多くの人々の生活は本当に豊かになっているのか、低所得者層住宅周辺を散策すると疑問がわいてくる。

主要道路沿いに面していると高く、離れると安くなる傾向がある。キガリ市郊外になるとさらに下がってくる。それでも、土地売買をしているルワンダ人の話を聞いたり、書類をみたりすると、土地の価格が年々倍になっていくのが分かる。こういう実態もあり、土地を仲介するビジネスが個人レベルから小さな業者レベルまで存在する。仲介業者を経ずともメーリングリストを通じ、個人間のやりとりで比較的手ごろな値段で土地を入手できる。
一方の住宅、見かけばかりは無駄に大きい家が乱立している。


中の建て付けが良くなかったり、トイレやシャワーの器具が壊れやすかったり、水漏れしたり、入居してみて問題が発生する住宅が多い。それでも、こうした家を買おうとすると1千万円は軽く超える。ルワンダ全体の国土の狭さと人口密度の高さを考えると、キガリ市内に立てられている巨大戸建て住宅は、どう考えても理にかなっていない。あきらかに少数の富裕層向けに建てられている。日本のように人口密度の高いルワンダだが、アパートなるものはほとんどなく、あくまでも戸建てが中心だ。そうすると一般庶民はどこに追いやられてしまうのだろうかと心配になる。現在、市内の低所得層住宅のエリアは、都市計画の中で、ほとんどが新しい住宅群などにとって変わられることになっている。そうなるとかなりの人々が移住を余儀なくされるだろう。低所得者向け住宅群も作られつつあるが、それらは、キガリ市であっても郊外か交通アクセスの悪いところに位置しているケースが多い。こういう街づくりをみると、貧富の差の拡大や所得格差による住居郡の区分けが明らかになってくる。内陸国で資源に乏しいルワンダは、資材のほとんどを輸入に頼っている。そうなると自分たちで建設したとしても決して安くは収まらない。
市内の主要道路沿いの見栄えはどんどんよくなっているが、多くの人々の生活は本当に豊かになっているのか、低所得者層住宅周辺を散策すると疑問がわいてくる。



































⇒ 宮本ルミ子 (08/24)