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すいか泥棒?!
Jatrophaの間に間作物を植え始めたのが10月の半ばすぎてから。特に土壌が良い西南部の地域では日本から持ち込んだスイカやメロンを植えていた。植えてから1か月に1回は現地に行き、生育状況を確認してきた。予想以上に順調にスイカ、メロンとも育ち、収穫の時期を迎えた頃にあらかじめ予定をして、400kmほど離れた現地へ行くことになっていた。果たして日本産のスイカの味はルワンダの地でどのようになったか、見に行って、できれば地元の農民たちと一緒に試すのを楽しみにしていた。しかし、その前日、農業技術者からの電話のテキストメッセージでその期待が失望と怒りに変わった。過去の数日間のうちに、見知らぬ人たちが畑に侵入し、収穫の時期を迎えた実をすべて切りとって逃げたというのだ。まさかーと驚くと同時にいったい誰がせっかく育てたものを台無しにしたのかと怒りが湧いてきた。せっかく大きく太って完熟したすいかを見に行けると楽しみにしていたのに、それが見れないのかと思うと現場に行く気が失せた。しかし、現地に行き、実際に起きたことを検証して、次に同じことが起こらないように対策をとらなければならない。
ということで気持ちを切り替えて次の日現地に向かった。
現地に着いてさっそく現場のチェックに入った。言われたとおり、完熟したスイカを探しても、ひとつも見つからなかった。あったのは、まだ小さなものと割られた残骸がわずかに残っていただけだった。
残ったすいか1
のこったすいか2
どうも見張りがいなくなった間に、農民がやってきて完熟したスイカの中をみようと中を割ってみて水分だということがわかったら食べずに逃げたというのだ。
なんともったいない。まだ食べてみてくれたら反応が聞けたのにと改めてがっかりした。意外だったが、知らないものは興味があっても食べないようだ。はじめにスイカの種を蒔くとき、できた時の写真を見せておいしいよと教えたのに。もっともスイカをつぶしてみたのは、そうした種をまくときにその場にいた農民とは違うようだ。
この地は、すべての実験地の中で最も肥沃な土地であると当時に川沿いにあり、地元の農民や子供たちがよく往来するため、珍しい作物が植わっていればすぐに目がつけられるところでもある。そうしたところでの作物の管理は容易ではない。
一つの対策として、同じエリアでもう少し人の目が届かないところで、残ったスイカの種を蒔くことにした。
また今後の対策として、種を蒔く前に地元農民向けにちょっとした説明会を開き、この果物の市場可能性や価値などについて話をしてから進めた方がよいだろうということになった。
私たちにとってはショックな出来事であったが、再度仕切り直しをして次に日本産のものを含めてうまく実をつけられるようにしたいと思っている。少なくともスイカがうまく育ったようだという事実があるのだから、うまく管理をして地元農民も巻き込み、次につなげたいと思う。


| 植林とバイオ燃料 | 19:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
苗木の植変え作業:ルワンダ流?効率のよい作業の進め方
現在、2月から育苗場で育てたJatropha Curcasの苗木をルワンダの全国10箇所の本プロジェクト用に注意深く選ばれた一定程度の大きさの土地に植え変える作業を行っている。全ての対象地が、育苗所から最低1時間半、最高で7時間近く離れたところにあるため、場所によっては泊りがけの植替え作業を行っている。
Nyange 苗木の引き抜き作業
手順としては、まずキガリ市内から1時間半ほどのところにある育苗所に行き、苗木を一定量ポット又は直接土から掘り起こしてとる作業を行う。育苗所を管理している地元の農民や若者に手伝ってもらうが、早くて30分はかかる。
カラーボックスに移された苗木
その後苗木を出所別に痛まないように土をかぶせて違う色のついたプラスチック製のバケツのような入れ物にいれて運び出す。ここまでで一仕事。そのあと、目的地に直接向かうか、次の日の朝一に向かうかは距離などによって検討をし、決定する。

目的地に到着する前に、事前に地元のセクターの農業技術者に連絡をとり、都合がつけば地元農民の動員などの協力をしてもらう。植替え地の大きさにもよるが、たいてい、5人ぐらいから10人近くの地元農民をその場で動員して植替え作業を行う。ある意味なんとも効率がいいなと思えることは、事前のアレンジの必要なくいとも簡単にその場で労働力を確保できることだ。地方はほとんどが農業で成り立っているので、全ての植替え地ですぐに働いてもらえる農民を見つけることはたやすいのだ。

ただ、いわゆる外国人が関わって作業をすることが分かると、必要以上に人が集まってくることがあり、難しいことがある。3週間ほど前に植替えを行った場所では、土曜日に作業をしたせいか、あっという間に子供やら周辺の農民やらがわさわさと集まってきて人だかりができ、何人かが鍬を持ってきて、何も指示していないうちに土を耕し始めた。さらに、まだ日中だというのにお酒を飲んでいると思われる人が、手伝ってもらう人を決めた後に勝手に作業場に入り込んできた。そして中途半端に手伝ったあとで、きちんと仕事をした人と同じぐらいのお金を要求してきて対処に困ったことがある。とにかく外国人を見ると、多くのお金を期待できると勘違いするのか、仕事をくれと寄ってこられることがあって難しい。このあたりは、セクターの技術者や雇っている農業技術者がたいていうまく裁いてくれるのでありがたいのだが。
苗木植え替え前の測定
さて、助っ人を確保した後、植替え場所で、まずは、予定通りの数の苗木を植えるための計測を行い、一定の間隔ごとにマーキングをしていく。といっても木の枝を折って土に刺して立てるといった原始的なやり方である。土地の形状によっては、きちんと並行に測って植えていくことが難しいことがあり、そういう場合は、臨機応変に修正を行って植える。こうして大体のマーキングをした後、鍬を使い、マーキングした場所に苗木を植えるための穴を掘る作業に移る。
植替え作業
穴を掘ってもらったところから苗木を出所別に簡単な区画分けをして植えて土で一定の高さまで覆って倒れないように固める。こうした作業を繰り返して平均200-300株、場所によっては800-1800株ほど植えて終了する。数百株の場合は、おおよそ2時間程度、広いところだと、4時間程度かかる。日差しの強い時間帯だと、かなり体力の消耗が激しく、日射病にかかってしまうので注意が必要だ。しかし、地元の農民の力も借りて、植替え作業が完了すると、かなり疲労するものの、達成感に満たされる。
Nyamaseke:地元の労働者たち
特に植替え場所が、湖沿いだと夕日が落ちてくるところを眺められ、一層満足感で一杯になる。
Nyamasekeの夕日
作業終了後にひと悶着あるのが、労働報酬をめぐるもの。
交渉時の様子
農業技術者が毎回かなり頑張って交渉して収めてくれるのだが、セクターの技術者のアドバイスなどを聞いて決めるものの、まず一発で農民が満足してくれたことがない。どうも私たちの関与によって期待値が上がってしまうからだろう。このやりとりを見てると面白いが、円満な形で納得してもらうには、うまくやりとりをして、納得してもらうしかない。地元に詳しいセクターの技術者の力を借りないと難しい場合もある。こういう時、私たちだけの力では、農民を動員できないとつくづく思うのだ。様々なレベルの人たちの協力があってこそ、プロジェクトを進めることができるのである。


| 植林とバイオ燃料 | 01:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
基礎教育の重要性: 種蒔き指導から見えてくること
現在借りている育苗所で、3月上旬、Jatropha Curcasの種を播くために整地をした上で、種を等間隔で播くことを、雇っている農業技術者が、地元の農民や若者を指導して一緒にやった。
地元の農民たちと整地
まずはじめに、土を耕した。これは極めて単純な作業なので問題なかった。おやっと思ったのが、種を等間隔で播くために、農業技術者が、ここからここまではこういう間隔でと育苗所に落ちている木くずの棒をつかって、説明した後、彼らにやってもらおうとすると、なかなかうまくいかない。どうも体系立てて理解していないようで、何度となく農業技術者がやって見せて説明しなければならなかった。だんだん農業技術者がいらいらしてきて、私にぐちをごぼし気味に「見てよ。彼らは教育を受けていないから、何度言ってもわからないんだ。彼らがやる分を僕が一緒にやってあげているんだから、僕にも作業代を払ってよ」と言い出した。私は、「そうはいっても、技術者として見本を見せるのがあなたの役割でしょう」と言い、なだめておさめたが、確かに農民は、数字に慣れていないせいか、何センチ間隔でこうやるんだよといってもなかなかぴんとこないようだった。やはり基礎教育を受けてなければ、単純と思われる作業でさえ、効率的にできないもののようだ。
育苗所近くの子供たち
ここの育苗所では、地元のコミュニティーのリーダーが管理していて、どうも彼の子供たちを動員しているようだった。私が行くときは、よく地元の子供たちが集まってくるのだが、聞いてみると、学校へ行ってない子が多いようだった。

現在ルワンダでは、小中学校までは、フリースクール、つまり授業料は無料となっている。しかし、テキスト代や制服代は有料となっている。そのため、実際問題として、貧しい家庭の事情で行けなかったり、さらには、従来までの慣習などによって基礎教育の重要性を理解しないせいか、親が行かせないケースもあるようだ。ジェノサイド後は、特に孤児が急増し、孤児たちの教育機会の向上も課題となっている。基礎教育の普及については、ミレニアム開発目標でかかげられているように2010年までに全ての子供に初等教育を受けさせることとなっており、国をあげて努力しているように見える。 例えば、2006年のルワンダ教育省(MINEDUC)の統計データを見ると、全国の子供の小学校への登録率は95%となっている。これは97年からとられているデーターの中で一番高い数字となっている。しかし、小学校をきちんと終了できる割合は51%となっており、中退、落第してしまう生徒も少なくない。こうした数字には、上記に書いたような背景も影響していると思われる。

私たちのプロジェクトによって地元の農民に多少の収入はうまれるものの、地域の子供たちの教育機会の向上にどうつながるかは疑問だ。しかし、ただ放置しておくだけではなく、どう古い慣習を変え、将来の国づくりのため、そして子供たちの未来のために働きかけられるか考えていきたいと思う。


| 植林とバイオ燃料 | 18:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
臨機応変のアフリカならでは?のサービス
今日は、農業技術者と新しく届いたJatropha Curcasの種を播くために、キガリから1時間半ぐらい車でいったところにある育苗所に行った。

先週、この種播きを効果的に進めるために、マリで視察した道具を参考に市内の手作り工房所?にお願いして、種播き用道具(種を播きやすいように穴を一定間隔を置いてあけるためのもの)を作ってもらった。そして、それを育苗所へ持っていくことになっていた。
ミニバス1
朝8時ごろ、農業技術者とその道具を持って長距離バスの乗り場へ行って、乗客を誘導する係りの人に乗る予定のバスに道具が入るかどうか確認してもらったところ、どうしても入らず、なんとか乗客の席を4人分使って入るといった状況だった。もしこのままこの道具を載せていくとなると4人分よけいに乗車代を払わなければならないと言われた。それか、道具を半分に切ったら普通に載せられるよということだった。うーんと考えた後、農業技術者と相談して、半分に切っても、両方使えるので問題ないだろうということになり、乗る予定のバスは見送って、道具を半分に切ってから乗ることにした。

もともと道具を作ったときに種をどれくらい播いたかを数えやすくするために適当な穴の数ばかりを考えて、バスに載せて持っていくことを考慮していなかったので、このような問題に直面した。それにしてもここのバスは小型だなとあらためて感じた。

さて、道具を半分に切るには、どこへ頼んだらよいのだろうか。もともと道具を作ってもらったところに行くには場所が離れすぎていていけないし、、、と思っていたら、バスに乗客を案内する役目を担っている男性が、バス停のそばにある思い当たるお店?か何かに頼みに行ってくれたのか、ほどなくしてのこぎりをもったおじさんが現れた。ほう、なんと効率がいい。そしてメジャーで道具を測り、半分のところに印をつけて、線を描き、さっそく切り始めた。よくあることだが、それを何人かの野次馬が見守っている。置き台がなく、手で押さえてやったので、道具の端の方にささくれができたが、なんとか切れた。ちょっとささくれた気になっていたら、ちょと待ってと言って、ほどなくして今度はやすりを持ってきた。それで切れ目やささくれを取り除き、なんとか遜色ない感じになった。並べてみると、ちょっと曲がって切れていることがわかったが、種播き道具の肝心なところが壊れたわけでもないので、しかたがないかと割り切った。
目的地へのバスの頻度が少なかったので、そのあと、1時半ぐらい時間をつぶさなければならなかったが、なんとか現地へいって、道具を効果的に使い、種を播くことができた。
種播き具

それにしても、日本の都市のバスの出発所でバスに荷物が入らないから、バス停の係りの人が臨機応変に大工を探してきて、道具を切るなどという斡旋をすることは皆無だろうから、この点においては、すばやくかつ安く道具を半分に切ることができて幸いだった。

なんだか、便利なのか不便なのかわからない部分が、こちらの面白いところだ。
| 植林とバイオ燃料 | 01:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
森林回復と貧困削減を目指すJatropha project 始動!
ルワンダでのJatropha project がようやくスタートしました。痩せた土壌や森が荒廃している地域を中心としてバイオ燃料や副産物利用が期待されるJatropha Curcasと呼ばれる樹木を植え、アグロフォレストリー的なアプローチにより、小規模なコミュニティーレベルでの収入増を図かっていく実験的なプロジェクトです。
Jatropha
Jatropha curcasの実は食べれませんが、中につまっている種には40%程度の油脂成分が含まれており、種を絞ることにより、油がとれ、これは、照明、調理用燃料、ジェネレーター起動燃料など不足している薪の代わりに活用することができます。また採れた油を精製すればバイオディーゼルとして車の代替燃料としても活用が可能です。

昨年の7月にルワンダに来てから、すぐにスタートすべく準備を進めてきましたが、様々な環境が異なる中で、なかなか思うように進まず、7ヶ月近くたってようやく育苗所を確保して種を植えることができました。
ここまでの道のりは大変なものでした。特にルワンダでこのプロジェクトを進めていく適当なパートナーと出会うのにかなり時間がかかりました。

まず、7月の末にこのプロジェクトについての説明について、西州の知事にコンタクトを取り、知事のアレンジにより、西州にある市に呼びかけをしていただき、7つの市の市長にも来て頂き、プロジェクトの説明をさせてもらったところ、非常に関心を持ってもらったのですが、農業機関などと組んでやった方がよいのではないか、もう少し詳しい説明がほしいなどという助言をいただいたので、再度準備が整ってから改めて会合を開くことになりました。

その後、前回の会合で紹介してもらった農業機関にコンタクトをとって、専門的な知見をいただきながら、プロジェクトを協力して進めていこうとしたのですが、農業機関のトップの人とやりとりをするも、いつも相手が忙しく、別の要件を優先され、覚書を交わそうにも、ちっともやりとりが進まず、にっちもさっちもいかない状態が続いたので、このままではだめだと判断し、11月頃から別のパートナーを探し始めることになりました。

恐らく後から考えると、こちら側に予算が十分になかったため、できる範囲での相手側の協力や努力ももらおうとしたのですが、それが一つにはうまく進まない原因だったのかもしれません。ルワンダに限ったことではないのですが、援助に頼った事業が多い国だとどうも相手の資金ですべてやろうとする傾向があって難しいところです。また組織のトップの方を通じて進めていくと、手続きが組織全体に関わってくるので、かえって時間がかかるということも分かりました。

別のパートナーを探すため、同じプロジェクトを別の地域でやっているルワンダ人の仲間に相談すると、それならここはどうか、と教えてもらった農業機関に、前回の反省を踏まえ、組織的にアプローチするのではなく、今度は個人的にかつ組織のトップではない方にメールを書いてアプローチを図りました。すると、一人のインストラクターから電話がかかってきて、直接会えることになりました。運のよいことに今度相談した相手は、こちらのプロジェクトを現実のものとすることに協力的な方で、前回に比べれば、大分事がスムーズに進みました。こうして、その方を通じてプロジェクトスキームが決まり、農業技術者も一人雇うことができました。その他何人かのルワンダ人や自治体の協力を得て、西州の中ほどでキガリからも1時間半ぐらいでいける所に7ヶ月たってようやく育苗所を確保しました。
Nursery site1
Nursery site6
Nursery site4
周りの環境もよく、メイン道路からちょっと入ったところにあるという利便性も兼ね備えていて、かつ土地は自治体の所有なので、無料で借りられるという願ったり適ったりの好条件です。こうしてプロジェクトがスタートし、育苗所の整備にさっそく取り掛かりました。
Nursery site2

地元の子供たちが好奇心旺盛な目で見守っていたのが印象的でした。
Nursery site5

Kids in the nursery
| 植林とバイオ燃料 | 03:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
ケニアへの2度目の訪問と意外だったプレスリリース
4月末のラオス、タイ訪問の後、ライからナイロビに向い、5月1日に到着した。2度目のケニアの訪問。1回目の時、治安の面で心配があったが、子供の笑顔やフレンドリーな人々がたくさんいることに気づかされて、ケニアはなかなか素敵な国だと思ったので、今回の訪問は、ある意味では楽しみであった。
ただ、今回の訪問もまた短期なので、うまく関係者に合い、事がスムーズに進むかが少々懸念材料だった。
しかし、Green African Foundation の絶大なサポートにより、このような心配はすっかりなくなり、むしろこの短期に関わらず、所属会社の代表にぜひ行きましょうといって今回の出張をアレンジしたことが正解だったことが
確認できて大変充実した日々となった。
SCIへの訪問
ソーラークッカーインターナショナルとの共同プロジェクトのための、日本から持ち来んだクッカーのモニタリングの進捗と調査委託契約を取り交わす目的も果たせた。
GAFへの訪問
今回の出張で予想外だった成果は、GAFと一緒に出席したプレスコンフェレンスで私の所属するアースバンドがゲストとしてプレゼンテーションをすることになり、本プロジェクトがケニアのテレビに出たり、新聞に掲載されることになったこと。私もある意味緊迫感がある雰囲気の中で、前日にGAFのスタッフの方の力もかりて作成したプレゼンテーションを発表した。あまりにも予測していなかった事なので、少し押しが足りなかったかなと思う結論だったが、代表が十分な説得力をもってマスコミに訴える演説をしたので、アピール効果があったようだ。その日のテレビ放送や次の日の新聞に掲載され、私たちは大変驚いたが、ケニアでのバイオディーゼル目標の設定と実施の時期が少しでも早まることに役立てられることを祈るばかりだ。
それにしても、日本ではこうした形での突然のマスコミ出演はまれだと思うので、ケニアならではだなあと想い、興味深かった。

| 植林とバイオ燃料 | 06:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
Kitsuiへの訪問
ソーラークッカーのデモンストレーションというミッションのほかに、私の方は、植林とバイオディーゼルのプロジェクトに関わっていたので、このプロジェクトの責任者とともに、Green African FoundationがKitsuiにJatropha Curcusというバイオディーゼルがとれる木の苗を育てて、地域の農家に配っているセンターがあるので、そこに訪れることになりました。
On the way to Kitsui
flowers near Kitsui Area
Kitsuiまでは、思ったより長い道のりで、約4時間近く行きだけでかかりました。行く途中、広く続くサバンナの風景や私たちにはよくみえなかったのですが、遠くにシマウマやガゼルの群れがあるのがいかにもケニアらしくあきませんでした。また、道路沿いには、荷物を運ぶラバがあちこちにいて、何とも愛らしい表情が印象的でした。また、日本ではみられない、カラフルな鳥もみることができました。もちろん、植生は日本とはまるっきり違い、黄色やピンク赤、オレンジとかなりはっきりした色合いの花が木々を彩り、ケニアの風景を美しいものにしていました。この植生の違いが私たち日本人にとっては、何より新鮮で感激をさせるものでした。ケニアは、日本の国土の1.7倍もあるのですが、そのスケールの違いは、一部を除いて高い山がないため、とにかく視界がめちゃくちゃ広いのです。これは日本ではまったく地形上ないことです。

Kitsuiに入ってきたところで、日本の援助の成果が目に留まりました。Green African Foundationの技術者のDanielはこういいました。「欧米の援助は、とても官僚的で満たさなければならない要件が多く、政府関係者も団体も嫌気がさしている、それに比べ、日本や中国の支援は、フレンドリーで柔軟でとてもいい。最近は、「Look East」になっている」といっていたのが印象的でした。
今回見た成果物は、JICAが手がけた緑道です。何キロあるんだろうかという長い道のりに渡り、植林に覆われた道路が広がって、車で通り過ぎても気持ちがよい空間になっていました。これはとてもいいとGAFのDanielは言っていました。
flowers in the are of GAF in Kitsui
Jatropha pots
Seedling Bed
そうこうしているうちに、GAFのKitsui Officeに到着しました。苗床を育てているところとあって、緑に覆われた美しいところでした。Jatropha Curcusの苗床が中心ですが、その敷地には、様々なフルーツが実をつけていたりして、私たちもそれを味見したり、お昼にとれたてのフルーツをいただきました。
GAF people in Kitsui
そこでも、そのセンターで働いているスタッフの方々とともに桃さんがつくった歌をスワヒリ語で披露するとスタッフの人が熱心に聞き入っていました。
お昼を食べた後は、私たちもJatropha Curcusの木を植林を一人一人行っていきました。この木がうまく育て実がなりますようにと思いながら植えました。
また次回にこの地に訪れてこの木の成長をみるのがとても楽しみです。







| 植林とバイオ燃料 | 05:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
環境にやさしい油 ― Jatropha Curcas(南洋油桐)

Jatropha Curcas(ジェトロファカーカス:南洋油桐):熱帯アメリカ原産の植物で、種子に30-40%含まれている油を精製利用してバイオディーゼルオイルを生産する取り組みが注目されています。

雨量が少ない地域や肥沃でない土地に育つため、アフリカの半砂漠地域などでのJatropha Curcas の植林が始まっています。また種には毒が含まれるため食用にはならず、絞ったままの原油でも料理の燃料用や電気の無いところでの明かり用に使うことができ、さらに精製するとバイオディーゼルとしてディーゼルオイルの代替燃料として活用できます。
| 植林とバイオ燃料 | 16:34 | comments(0) | trackbacks(0) |