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ルワンダと日本を結ぶ懸け橋ビジネスその1
ルワンダと日本を結ぶ懸け橋ビジネスとは、ルワンダの伝統的な工芸品であるAgasekeといわれる伝統的かつユニークな形をしたバスケットとPlatoといわれる色とりどりのバスケットを日本に紹介するもの。もともとAgasekeは、女性が大切なものをしまっておく入れ物として使われてきたため、新婦への贈り物として扱われてきた。また特別にデザインされたものは、王室への貢物にもなった。
agaseke
一方Platoは、Agasekeに比べると歴史が浅いものの、果物などを入れる入れ物や壁に飾る掛物として使われてきた。特にジェノサイド後は、ルワンダ女性の再生と和解と平和構築の象徴になったことからピースバスケットとも呼ばれている。材料は、主としてサイザル麻を使いバスケットの中見は、Ishingeという草を使っている。他の草を使って作る方法もあるが、サイザル麻の方がしっかりときれいに仕上がる。
basket 1
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きっかけ
昨年の5月末に日本でアフリカ開発会議(TICAD IV)が開かれたのだが、それと並行した催し物としてアフリカンフェアが開催された。アフリカ各国の文化や工芸品などを紹介する展示が行われたがその時にルワンダのブースが結構人気あったようだ。コーヒーなどの主要産物への関心もさることながら、それ以上に目を引いたのが、ルワンダの色とりどりのバスケットだったようだ。
African fair
ルワンダブースに立ち寄ったある女性が大変このバスケットを気に入り、なんとかこれを日本に紹介するビジネスができないかと真剣に考え始めたのがめぐりめぐって私がこの方と一緒に仕事をすることになるきっかけとなった。

その後、この女性がこのビジネスを始めたいが、ルワンダで協力してくれる現地のパートナーはいないかと探し始め、初め夫の方に連絡があり、そのあと私が結果的にはパートナーとして動くことになった。それから、少しずつビジネスを立ち上げるための準備にとりかかった。彼女の方は、もともと手作り家具を売るお店をもっていて、ビジネスのノウハウを持たれていたようなので、一緒に仕事をしやすかった。彼女は、新たな会社設立とともにホームページの立ち上げをしかける一方、こちらでは、主として取引する生産者の見極めや商品の背景にあるルワンダの歴史的な事実、そして生産者の生活や子供たちの実情に関する情報を調べ提供した。
その後、サンプル商品の日本への輸送を行い、本格的な輸出のための輸送手段の検討、コストなどを割り出した。

様々な調査、検討ののち、キガリ市で2007年から本格的に始まったAgaseke Promotion Projectの傘下で生産活動をしていてまだ大きな売り先がない16の組合に対象を絞ることにした。このプロジェクトでは、最も困窮状態にある女性たち(十分な教育が受けられなかった、ジェノサイドで夫を亡くした、土地などの資産がないなど)を対象にバスケットの技術を身につけることにより、自律的な生活をするための収入源の創出を目指している。この組合の傘下にいる女性たちは3300人ほどにも及ぶ。実際に定期的に生産をしている人たちは、この10分の1程度だが、今後日本からの取引が増えることにより、より多くの女性たちに仕事の機会が得られることを狙いとしている。

その後、サンプルの輸出をしたのが、12月。その後今年の1月には、日本の新会社Ruise Bとルワンダでパートナーとして組むことになったキガリ市及び生産者組合と今後のビジネス展開に向けた協力関係を確認する覚書を結んだ。
MOU exchange
そして4月には、サンプルの中から選んだバスケットの初の生産注文を行うことになる。一方、日本側では、このビジネス促進のための支援を得るべく、JETROに応募することになった。
| Rwanda (その他活動) | 23:45 | - | - |