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ルワンダでの子育て
さて、4月の下旬にキガリに戻ってきて、2か月が経過した。この間、見聞き、体験したことを書き綴ってみる。帰宅して、すぐバスケットのオーダーのチェックがあったので、生産者組合事務所へ5か月弱の子供を連れて行き、バスケットの生産者組合の女性たちにさっそく見せて、大歓迎される一方、子供にとっては、日本とは、かなり違う環境にさらされる最初のデビューとなった。
Shota at Ihuriro
当然だが、最初に女性たちに会ったとき、あまりに見慣れない女性たちにいきなり抱っこされ、わーかわいいという感じの歓喜の声であふれたとはいえ、日本では、比較的人なれしてきた息子も大泣きした。しかし、少しずつ、一人ずつ抱かれたりといった状況では、泣くことなく、落ち着いていて、むしろ笑うことも増えてきた。

5月に本格的に仕事を再開したが(産休期間は産前(2か月)、産後(4か月)で約6か月だった)、ベビーシッターを見つけることが緊急の課題だった。そこで、いろいろと友人や職場の同僚にも問い合わせをするも、意外と情報が集まらない。どうも外人向けのベビーシッターというのは、あまり人材がいなさそうだった。しかし、ルワンダ人の家庭では、比較的貧困層であっても使用人を何らかの役割で雇うのが一般的で、その中で子供も見ているケースが多い。いろいろ友人にあったったところ、外国人の子供をみていた経験豊富な中年女性で、自らも4〜5人の子供のお母さんである女性の紹介を受けたので、他の候補との比較の結果、彼女が良さそうだったので、雇うことにした。
 
このベビーシッターの雇用費用というのは、ぴんからきりまでだが、外国人向けだと、おおよそ最低月額40,000RWF(約6千円)から80,000RWF(1万2千円)ぐらいまでのようで、これに料理をつくってもらったりと複数の仕事が加わると月給も増えてくる。うちの場合は、昼食もつくってもらうことにしたので、月給は1万5千円程度となる。幸い、職場から自宅までは車で10分強なので、昼食時にはいったん帰って授乳をし、食事をし、少し休みながら子供をあやして、職場に戻ることも可能となった。

ベビーシッター代は、日本に比べて断然安いわけだが、一方、赤ちゃんに必要な紙おむつは、日本の倍以上する。たとえば、日本では、おおよそ、乳幼児体重4−9kg用で1パック80個以上のおむつが入っていて1,200円程度だが、こちらでは、36枚入で1,300円ぐらいかかる。しかも、日本で売っているのと同じメーカーであっても、機能が日本とくらべると劣るというか、使いづらい。たとえば、日本では、おむつがぬれたり汚れたりすると、ラインマーカーが色づき(黄色から緑色など)外からすぐわかるようになっている。一方、こちらのものは、においで判別するようになっていて、おしっこやうんちがたまってくると、おむつに添加された香料のにおいがだんだんきつくなってくる。もっともうんちの場合は、機能にかかわらずすぐわかる(香料以上ににおうので)。おむつの需要は少しずつ増えているのだろうが、値段を見る限り、所得の高い人しか買えないだろうという現状だ。実際燃えにくく、ごみ処理施設がない国で、紙おむつの処理を考えると、布おむつに変えた方がいいかなあと思うぐらいだ。
paper diper
子供をあやす抱っこひもは、ルワンダではおんぶが基本で布でしばる形が基本だ。アフリカ布のキテンゲを使っていて、カラフルで魅力的なものもある。ただ最近は、キガリ市内では日本で見るような専用の抱っこひもを使って前抱きで子供を連れている人も出てきた。
ルワンダおんぶ
一応、うちには日本で買った抱っこひもがあるが、ベビーシッターは1回使った程度であまり使わない。おんぶもできるひもなのだが、使い慣れないせいかもしれない。ベビーカーでの散歩は、うちの近所のようなベビーシッターを雇っている外国人が多い居住区では一般的で、よく見かける。

日中は日差しが強いので、夕方日没前に散歩させるケースが多い。ベビーカーを使わない散歩についても、女性たちが子供をおんぶしながら日傘をさしている姿をよく目にする。公園など近くに人が集える場所はないのだが、私たちが住む集合住宅の通りを開発予定地に沿って散歩して回ったりして、たまに近くの映画学校内の喫茶店でくつろぐ。
gato keza
現在住んでいる家の中の床がタイルに覆われていて、子供が転んだ際に危ないので、この対策は懸念事項だった。夫と話し合った結果、はいはいした際や遊んだ際に転んでもよいように、ジャンボ・プールにジョイントマットを敷く形で遊びスペースを用意することとし、一式を日本から運んできた。この空間は、ルワンダ人の知り合いにも好評だ。
Shota at pool
日本で一般的なおふろはこちらにはなく、シャワーのため、ルワンダに戻る前にどうしようか考えたうえ、1歳ぐらいまで用の空気を入れて使えるビニール製のベビー風呂を日本で買って使っているが、思った以上に小さく、窮屈な感じだが、夫と一緒に、1人が支えて1人が洗う形でやっている。ルワンダ人の低所得者層では、そもそもシャワーもないので、水で拭いたり洗ったりするのが一般的だが、それと比べればかなりましだろう。

5か月下旬ぐらいから離乳食を始めたが、こちらの離乳食に何を使うか聞いてみると、甘くないバナナや、豆をすりつぶしたり、ホウレンソウやニンジンなどをまぜて日本でやるようにあげる家庭も出てきたようだ。最近では離乳食品として、大豆、メイズなどを粉末状にして混ぜた粉が売っていて、これにお湯をいれておかゆ状にしてあげられるものも出てきた。職場の子供がいるルワンダ人女性たちが親切に教えてくれたりして、これも参考になる。
Rwanda polige
今のところ、昼も家に戻ること、また夫も私も5時半ぐらいまでには家に帰り、ベビーシッターと交代しているので、子供もこのペースに慣れ、比較的にこにこしているので、ほっとしている。ベビーシッターは、フランス語で子供に話しかけることが多いが、たまにキニアルワンダ語でも歌を歌ったりしているようだ。ベビーシッターの他、雇っている運転手、庭師、ガードとみんなが子供好きで、よく抱かせてくれと抱っこしたり、気軽にあやしに来てくれ、近所への散歩でも同様で、ルワンダ人がよく声をかけてきてくれ、和やかな環境になってきたのはよい傾向だ。
散歩2
日本と違い、やはり人々がそれほどせかせかしておらず、心に余裕があるせいなのか、平均5人の子供がいるルワンダならではの人々の包容力や子供への自然な愛情を感じる。保育園に預けていないので、集団感染などの病気にかかりにくいのも安心だ。もちろん、発症率は低いが、マラリアや衛生面からくる病気など気を付けなければならない点はある。ただ全般的には、乳幼児の育つ環境としては、結構良さそうだ。
散歩1
| Rwanda (日常生活) | 20:22 | comments(1) | trackbacks(0) |
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| - | 2014/01/15 2:53 PM |









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