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ルワンダの子育てその2(育児支援制度・サービス)
前回は、ルワンダの全般的な子育て事情について紹介した。今回は、子育てにまつわる制度についてみてみたいと思う。
まず、産休だが、政府等で働く現地女性たちの一般的な産休は、産前産後あわせておよそ3ヶ月程度が認められている。政府や大使館等につとめる現地職員には、手当てがあり、産前産後1ヶ月半は、契約給料の100%支払いがあり、その後1ヶ月半は、給料の20%の支払いがある。また、その後1年間は、時短出勤が1時間認められる。

身近な職場の同僚などは、結婚したらすぐに子供を生むため、産休や時短は100%の取得率となっている。なお、参考までに男性の産休は4日が認められているようで、こちらも取得率は高い模様。

産休の長さは、意外と短いが、基本的にこうした中高所得者層の家庭には、若い家事手伝いの人がいるため、乳幼児であっても問題はないようだ。こうした環境により少なくとも2歳までは、家事手伝いの人をフル活用して子育てをするのが一般的となっている。結果として両親の家事負担はだいぶ軽減されている。そのため、子供を生み・育てやすい環境となっている。

2歳以上になれば、保育園に行かせる親も多い。興味深いのは、これらの子供の送り迎えは、必ずしも母親ではなく、父親であったり、運転手だったり、家事手伝いの人であったりすることだ。我が家の場合も、平日は、仕事の関係で、夫が子供の迎えに行き、金曜日だけ私が迎えに行っている。

Nursery
自分の子供は、1歳9ヶ月になろうとしているが、つい最近保育園に入れ始めたところだ。これまでは、ベビーシッターにみてもらって育児のサポートをしてもらっていたが、1歳半をすぎて、少しずつ言葉を発するようになると、現在雇っているベビーシッターでは、十分に彼の発達のサポートができないためである。通常家事手伝いとして雇われている人たちは、比較的低所得者で、教育を十分に受けられていない人たちが多いため、いわゆる保育園で雇われている保育士などと比べると、残念ながら、補助的な仕事に限定せざるをえない。ただ、その分人件費も安いということになる。

保育園は、多くのところが2歳児から受け入れる。ルワンダ人が通うところは割安ではあるが、ルワンダのように援助関係者が常時いるようなところだと外国人が通う施設があり、そちらはかなり高い。International schoolに所属する保育園・幼稚園となると子供一人ごとに年間100万円〜200万円程度する。

特に途上国で子供に良い教育を受けさせようとすると、自国と比べてかなり高くつくというのが実態。外国人が住むエリアは、家賃も高額で、生活費が日本よりかかるため、固定収入がある程度ないと、家事負担を減らすためのワーカーを雇えないことが多い。また、教育体制も発展途上である。そのため、乳幼児中は、大きな病気にかかりさえしなければ悪くないが、ある程度子供が大きくなると、育児は難しいと思う。


| Rwanda (日常生活) | 16:13 | comments(0) | trackbacks(0) |









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